発毛と育毛は似たような言葉ですが、どこが違うのでしょうか。
もちろん、育毛剤を販売している会社によって使い方が違います。
発毛と育毛を同じ意味で使っている会社もあります。
ただ、日本語として考えた場合、微妙に違っています。
発毛は髪の毛がないところから毛が出てくる状態であり、育毛とはすでに生えている髪の毛を元気にすることです。
ただ、人の頭皮には毛母細胞があります。
これが誤解を招く原因と言えるでしょう。
つまり、抜け毛は髪の毛がなくなるのではなく、毛母細胞から先が取れてしまう状態です。
頭皮から外へは毛がないのですが、毛母細胞は生きており、これが髪の毛を作り出してくれるのです。
つまり、見た目は毛がないように見えても頭皮の内部には残っているのです。
発毛とは何もない状態から髪の毛を作り出すイメージがありますが、実は毛母細胞から髪の毛を育てることを意味しています。
この毛母細胞がなくなってしまうと、どうやっても髪の毛を復活させることはできません。
できるのは植毛だけなのです。
こう考えると育毛と発毛は同じことを意味しています。
ただ、消費者のイメージの違いを考慮して商品の表示が違うのでしょう。
私たちは広告の文章を読んでいるようですが、実は一つの言葉のイメージを頭の中で膨らませています。
そして、それが商品のイメージにつながります。
いずれにしても、何とかして髪を若いころの元気な状態にしたいと考えている人が少なくないのです。